本来、頑張っている自治体を応援する主旨で始まった「ふるさと納税」だが、いつの間にか豪華な特産品をゲットするための制度になってしまって制度の矛盾から頭を抱えている自治体が多いとか。また納税者が逃げて、税収が目減りしたり控除額だけが増えるケースも多いらしい。東京23区で計208億円が逃げだし、町田市ではふるさと納税額6,000万円ながら控除額は4億6,000万円で4億円の赤字ななる由。一方で日本三景の天橋立で知られる京都府宮津市では1,000万以上の寄付をしてくれた人に750万円相当の200平方メートルの宅地をプレゼントするなど「やりすぎ特産品」が問題になっている。どうやらお役人の典型的な机上の空論例になりそうだ。
2月 20
2017
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