薬を偽造とは

奈良県で1錠が約5万5千円もするC型肝炎の治療薬に偽造品が混じって販売されたいた。とんでもない悪質な事件で厳正な捜査を願いたい。偽造品を販売していた薬局チェーンは新たなルートから1本2〜3万円安く仕入れたと云っているが、儲け第一主義の会社のようで謝罪会見だけでは不信が残る。
病人は100%疑うことなく薬局の調剤を信用している。製薬会社のデータ改ざんと合わせて違法な転売・偽造薬といった犯罪が拡大しつつあるいま、現行の規制や罰則に実効性があるのか、「秘密主義」をうたう業界全体に鋭くメスを入れて欲しい。