カジノ法案

政府と自民党は新しい財源という欲に眼が眩んだ。カジノが経済政策、アベノミクスに必要との論法もお粗末過ぎる。人の掛け金、つまり不幸に財源を求めるなんて、これは政治ではない。もっと足を地に着けた商品開発で堅実に消費拡大を喚起するべきだ。読売は「人の不幸を踏み台にするのか」朝日は「危うい賭博への暴走」と書いたが遅すぎる。それに本来、大反対の民進党が突然委員会採決に応じたが、どうやら蓮舫+野田路線はパチンコ廃止まで争点になることを恐れて急遽方針転換をしたとの解説もある。なにせ民進党にとっては民団や朝鮮総連は大票田だからだ。自民党も民進党も、既に金と票に目が眩んだギャンブル依存症なんだな。
今日からのプーチン会談で大した成果は期待できず、トランプ就任は迫ってくるしカジノ法案をゴリ押し「おごる自民党は久しからずや」次の選挙でまた大敗があり得る。ただ民進党のテイタラクで助かっているだけだ。