たまに読む雑誌「正論」1月号の元産経記者が書いた巻頭随筆が面白い。
「ここで読者にお詫びをしなければならない。在日朝鮮人の狼藉をきっちりと指弾したり県知事の無能を指摘したり、一度は新潟日報という地方紙を立派な新聞社だと褒めた。しかしこれは大きな誤りであってお詫びして訂正する。その理由は、あの新聞社は原発反対のポピュリズムにのって科学的検証は一切なしに「原発は地方のためにならない」という大キャンペーンは張り、それが「早稲田ジャーナリズム奨励賞」を取った。この選考委員は秋山耿太郎(元朝日新聞社長)後藤謙次(元共同通信)吉岡忍(元ベ平連)など名だたる反原発の論客ばかり。お願いだから「ジャーリズム賞」などと掲げないでくれ。歪曲報道賞とか実態に即した名にするがいい」
そうだろうな、東京にいたらこの新聞社のインチキに早々は気が付くまい。匿名で卑怯極まりない書き込みをしたり「沖縄県民の83%が辺野古移設に反対」全15段広告をいかがわしい出稿団体と承知の上で載せたりもする。公平公正公明とはとても言い難い社風がある。それに読みたい情報が載らないしどうしてもの時はコンビニで買えばいいのだから40年来の宅配紙を替えた。朝日、毎日ではないから、となれば読売しかないが時々の解説は読み応えがある。
12月 10
2016
2016