米国防総省は中国が南シナ海で埋め立てを進めるスービ礁の写真を公開した。本部施設や発電設備、滑走路、灯台などがハッキリと見て取れる。通常、衛星写真は機密情報であり公開は極めて異例だ。軍事拠点化を図る中国を抑えるために国際世論を高める狙いだろうが、トランプの出現で南シナ海や東シナ海で米国の関与が薄まり「海洋強国」を目指す中国にとっては千載一遇のチャンスと捉えるだろう。尖閣は狙われる。こんな状況下でも国会憲法調査会で何かと文句を付けては護憲を主張する民進党。とても責任政党の姿ではない。
11月 12
2016
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