既に幕引き ?

例の加藤(前)産経支局長だからこそ読める空気があるのだろう。韓国大統領の機密資料流失事件は本来なら文書を受け取った側と渡した側の双方が捜査対象であり、国政への介入者と介入させた者の両方に責任があると考えるのが普通で、事件の本質は大統領と40年来の友人の「共犯関係」の解明にある。ところがその友人の身柄が拘束されると政権と検察は事件の幕引きへ動き始めたらしいと云う。今度の事件名を「崔ゲート」と呼んで「朴・崔ゲート」とは呼ばないことや首席秘書官を緊急逮捕したことに現れていると云うのだが・・・ソウルの20歳代支持率が2%と熱が冷めればサッと引くこれまた韓国人らしい。普通の民主国家なら大統領の責任は免れず弾劾か辞任は必至なのだが、幹部の首をすげ替えだけなら北朝鮮と何ら変わらない。やっぱり三流国家から脱しきれないお国のようだ。