仏歴史学者エマニュエルトッド氏はトランプ出現を以下のように分析した。
「45歳から54歳までの米国の白人の死亡率は1999年から上昇している。自殺や麻薬、肥満といったことの背景には生活レベルの低下、退職後の不安などがあり、グローバル化による低賃金の労働力をめぐる競争などが多くの人にとって耐えがたくなっている。これはグローバリゼーション・ファティーグ(グローバル化疲れ)に因るものでTPPはまさしくこの流れに逆行する。英国のEU離脱もグローバル化に対する批判だった。そいていずれEUは解体に向かうだろう」と・・・
トランプが大統領選に落ちても米国民のトランプ流「勝つことがすべて」の「怒りのポピュリズム」はますます強くなると云うことだ。またせっかくシビアな価格交渉をしても、輸入米を実際より価格を高く見せかける不正取引も明らかになった。安倍さんもそろそろTPPは見直して必要なら二国間協定に方向転換すべきでは !?
10月 04
2016
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