テレビ朝日の元職員で鹿児島県知事に就任した三反園訓。県議会が始まってそのいい加減な公約が次々と露呈している。まず川内原発の停止申し入れは知事にその権限はなく、敢えなく取り下げ。3万人規模のドーム球場建設は財源なしで早くも頓挫。指宿有料道路の無料化、子ども医療費助成制度などはいずれも財源の裏付けのない過大な選挙公約で、議会の質問に「これから考える」だった。県議からは「選挙に勝つためだけのマニフェスト」「旧民主党政権と同じく口先だけ」と厳しい声が上がる。こんな上っ調子の言葉に載せられて一票を投じた鹿児島県民の責任でしかない。県勢の低下は自業自得だが、助け舟は来年のNHK大河ドラマが「西郷どん」になったことくらいかな。
9月 24
2016
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