首相官邸と宮内庁の内情が漏れ出したきた。陛下は昨夏の戦没者追悼式で段取りを間違えられ、以来、周囲に退位の思いを強くお話になることが多くなったと。宮内庁は密かに官邸にその旨を伝え、総務省、厚労省、警察庁などから数人の極秘の検討チームができた。チームの結論は「退位でなく摂政で対応すべき」との回答を戻したが、陛下の「摂政に否定的なお考え」は最後まで変わらなかった。ただ関係者の中には「陛下は2010年ころ(冠動脈バイパス手術前)から退位のご意向を周辺に示されていたが、首相官邸、宮内庁とも本気で対応しなかった」と漏らす。天皇皇后両陛下と皇太子は憲法改正、右傾化する安倍政権を嫌われていることも漏れ伝わってくる。
ただ小生(心から尊敬敬愛する両陛下だが)領土と国民の安全を守らなければならない責任ある安倍首相が、安保法制や憲法改正に向かうことは致し方ないと思っている。戦没者慰霊式典では毎年「お詫び」の意を述べられるが、香港メディアは「日本は中国に対してすでに27回も戦後謝罪をしている」「日本はもう十分に謝罪した。中国はこれ以上日本に戦争謝罪を求めるべきでない」と書いた。心配は皇太子の時代になった時、まさしく新しい日本の象徴になって頂きたいが、国民から距離をおく皇太子で本当に大丈夫だろうか。
9月 09
2016
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