天皇陛下「生前退位のおことば」により笠原秀彦「象徴天皇制と皇位継承」をじっくり読み返している。ほぼ冒頭に、
「戦後、日本を平和で民主的な国家に改造するため、天皇制は当面維持され最大限占領統治に利用された。いずれ共和制への移行を念頭に、マッカーサーは周到に”皇統断絶という時限爆弾”を仕掛けたのである。日本側には残念ながらこの深刻な事実を早い段階から察知したものはほとんどいなかった。美智子妃に二人の親王が誕生したこともあり、政治家、官僚、国民のいずれも占領政策の隠された意図を見抜くことはできなかった」
いまその仕掛けられた時限爆弾が動き出しているのだ。
世界史年表を見ればすぐに分かる。国の寿命はせいぜい300年。しかしローマ時代から帯一直線の国が1つだけある、それが日本国 !!