24時間テレビに痛烈な一撃

日本テレビの「24時間テレビ」が最高に盛り上がる?時間帯にNHK Eテレは「障害者を感動の道具にするな」との痛烈な皮肉番組をぶつけて大反響だったとか。何か分かる気がする。以前にも書いたが「障害者を憐憫の対象として描き、困難なチャレンジをさせて同情を誘うという演出方針はチャリティー精神がいびつな形になっている」と・・・それでも海外で長期取材をして食糧危機や水飢饉、教育の遅れなどが番組された頃は啓蒙に一役かっていた。しかし今や感動?ドラマが延々と続く。障害者の90%が「感動ドラマは嫌い」と答えたとか・・・
番組制作費はキー局で40億円それに系列局分も加わる。当然これだけの巨額の制作費をかけるのはそれを上回るスポンサー収入を期待してのことだが、視聴者には善意の寄付を呼び掛け、制作側や出演者にとってはお金のための「仕事」だから、そもそもチャリティー番組って一体何だろうと疑問が湧いてくる。ツイッターにありましたよ「制作費40億と全国募金3億円合わせ43億円をそっくり寄付したら凄いのに」と。