中国病

不良債権とは企業の経営悪化や倒産などの理由から回収が困難な貸付金のこと。かって日本の不良債権は1992年から10年間の累計で純損失額94兆円と云われた。小泉+竹中は不良債権処理のため約88兆円の税金を投入したが、郵政民営化と相まって大量の資金(税金)が米国に流れたとの黒い噂もある。
さて中国の不良債権は中国政府は16兆円と発表しているが、日本の大手シンクタンクは政府発表の10倍〜15倍、190兆円から250兆円にのぼると試算した。中国政府はどうしても不良債権の認定額に甘くなるうえ金融機関もその額を正確に公開しない。各国の専門機関は「このまま公的資金の投入が遅れれば中国発世界恐慌もあり得る」と。「中国やっかい病」はどこまで行くことやら。