賢明な決定

英国の新政権メイ首相は20年ぶりの新規原子力発電所の建設計画を延期した。キャメロンが進めた中国の原発参入に国家安全保障上の問題があるとしたためで、極めて当然の決定だと思う。この建設計画にはフランス電力公社が主導し、約2兆5千億円の3分の1(約8500億円)を中国国営企業が出資することになっていた。中国の金に目が眩んだ英国親中政策が基本から見直される可能性もある。既に英国の国際的信義は習近平歓待の大騒ぎで失墜したから今さらでもないがネ。
世界は中国のインチキにやっと気が付いた。高速鉄道計画のご破算はインドネシア、米国、メキシコ、ブラジル、フィリピン、タイ、まだまだ続く。