尖閣諸島領有権を主張する中国の理由も推して知るべし・・・
①1560年中国明朝時代に作られた倭寇防衛のための地図に釣魚島が載っていて琉球国には所属していないと主張するが、防衛地図に周辺の島が記載されるのは当たり前。しかも1561年明朝から琉球王朝に提出した文書に「大正島は琉球であると明記されている。
②尖閣諸島は台湾の付属島嶼であり「尖閣諸島は下関条約(日清戦争)によってに日本に奪われた」と主張。しかしもともとは尖閣諸島は台湾に付随する島々ではないため下関条約によって清から割譲されたものではない。
③以上の2点からも、日本による尖閣諸島の領有は1885年から無人島である島々を清国の支配が及んでいないことを慎重に確認した上で正式に日本の領土に編入したもので、日清戦争による領土の割譲とは性質がまったく異なる法律に則った領土の占有であること。しかも1920年には中華民国駐長崎領事が魚釣島に漂流した中国漁民を助けてもらったとして、石垣の人々に送った「感謝状」に「日本帝国八重山郡尖閣列島」と明記された感謝状が現存する。
④中国が領有権を主張し始めたのは尖閣諸島周辺の石油資源含有の可能性が判明した1970年以降。つまり中国側は1895年から1970年までの約75年に一度も日本の領有に対して異議も抗議も行っていないという事実。国際法上、日本の領土だと決定しているにもかかわらず、資源があることがわかった途端に領有権を主張し始めるのは、これぞ中国。
7月 19
2016
2016