ハーグ国際仲裁裁判所は「中国の南シナ海支配に歴史的権利なし」との判決を下した。国連海洋法条約は「判決に拘束力がある」と明記しているから国際社会が司法判断の尊重を求める圧力を高めるのは必至だ。ただ中国は裁定を「ただの紙くず」などと無視する姿勢を公言している。窮鼠猫を噛む、これから何をしでかすか分からない。北朝鮮といい、東アジアはならず者の巣窟だな。
ところで奄美大島に中国からの大型クルーズ船定期運行が計画されているそうで、単純お馬鹿な町長は大喜びしているがとんでもないことだ。ハーグ裁定の終わりに「中国は南沙諸島の珊瑚礁の生態系に恒久的かつ取り返しの付かない害を与えた」とわざわざ付記されたではないか。