まだ続くEUの激震

投票分布欧州各地では反EU勢力が活発化しているようだ。まずフランスとオランダに国民投票を目指す動きが出てきた。デンマークやチェコ、スペイン、イタリアでもEU批判派が躍進しているとか。ドミノ倒しのように一気には進まないだろうが、離脱の是非でなくてもEUの個別政策が国民投票で問われる可能性もある。もし政策が拒否される事態が続けばEUの弱体化は免れない。一方でスコットランドは英国全体の離脱決定に逆行して残留交渉を単独で行う方針を固めた。しかも独立の是非を問う住民投票の再実施まで検討すると云う。もし独立が承認でもされたなら英国は解体するということ。「EU騒乱 : テロと右傾化の次に来るもの」なる解説本を注文したのでもう少し勉強しよう。