常人では考えられない思考回路で「せこネズミ」と呼ばれていたこの人ならきっと議会解散を選ぶだろうと、見出しまで考えていたが、土壇場で辞任した。参院議員時代には「次期首相候補ナンバーワン」ともてはやされ、厚生労働相時代には恭しく母親介護をマスコミに披露していたが、全ては仮面の政治家だったのだ。どんな人物が出てこようとそれが民主主義だから仕方ない。とどのつまりはこういう人物を選んでしまう都民、国民、県民の見識が問われているのだが、傑出した人物の登場など、所詮見果てぬ夢なのかも知れない。
6月 15
2016
2016