フジTVの凋落

視聴率、営業収益ともフジテレビの凋落が激しい。ことし4月から全日帯は日テレとテレ朝に次ぐ3位ながらゴールデンとプライムはTBSに抜かれて4位に転落。つれて収益も55億円と大きめのローカル局並になった。その主因は①大震災のあとも”楽しくなければテレビじゃない”の大方針を続けた結果、視聴者と大きく乖離した。②バラエティ番組でも力のあるタレントに枠を与え、その人の個性とパワーで番組を見せるという旧態依然の手法を続けた。③ニュース枠まで芸能ネタを入れる軟化策により報道メディアとしての信頼感を損ねた。④社員の超高給はプライドだけ高めたが創造力実行力を削いだ。等々
「とんねるずのおかげ…」は19年「めちゃイケ…」は20年続いているが今や1桁台しか取れない厄介者。しかし誰も中止を言い出せない社内の暗くよどんだ空気が手に取るようだ。