首都圏の契約競争

家庭電力自由契約により首都圏では東京ガス30万件超、JXエネルギー10万件超の契約数を稼ぎ突っ走っているようだが、東北電力は60件、九電が500件と旧電力系は多くても数百件に止まっている由。そこに関西電力が東電より4〜6%安く設定して首都圏参入を表明した。ただ地元(関西圏)の電力料金は全国一高く据え置いての首都圏参入だから、いずれは大阪のおばちゃん方から「何してまんねん」の声が上がるだろうな。
ところで首都圏ではここ数年で原発13基分にあたる1300万キロワット分の火力発電所が建設されるそうで、いずれははじける「電力自由化バブル」現象が起きている。天然ガスへの偏りは新たな経済リスクを生み、英国のように一旦は電力料金が下がっても燃料高騰などで結局は前より高くなる可能性は大だ。

原発再稼働が見えたら、家庭用電力契約を東電に切替えようとは思うけど、なかなかそれが見えてこない。