文春の快走

週刊文春中吊0526入稿甘利大臣の賄賂疑惑、SMAP不仲と解散問題、桝添都知事の金銭疑惑と「週刊文春」のスクープが続いている。文春だけがヒットを飛ばすのは①その突出した取材力②圧倒的なたれ込み数③記者クラブに加盟しない強み・・・それにしても週刊新潮や現代、ポストを完全に引き離した。雑誌協会の2年前の集計では文春が70万部、新潮56万部、現代55万部、ポスト46万部とある。ただ52週で割ると1週で13,000部程度だから思ったより少ない。しかし社会的な影響力、インパックとはかなりのものだ。傍若無人なスクープ合戦がいいわけないが、高額給料を手にする大手の報道記者は記者クラブに頼ることなく、もっと独自の記者魂を育んで欲しいものだ。