三菱グループ

遺訓三菱の歴史は1870(明治3)年に土佐出身の岩崎彌太郎が大阪で始めた海運業九十九商会に始まる。岩崎は日本の近代海運業の基礎を築くとともに、鉱山、造船、銀行、保険などの事業を手がけ、その後の三菱グループ各社の発展の基礎を築いた。三菱の冠を付けないグループ内会社には「キリン」「ニコン」「明治安田生命保険」などがある。ただ「三菱鉛筆」だけは縁もゆかりもないらしい。
グループの基本理念①所期奉公〜地球環境の維持に貢献する。②処事光明〜公明正大で品格ある行動を旨とする。③立業貿易、を掲げているが、車のデータ改ざんはこの創業者岩崎家の遺訓を見事に裏切った。