楽しみに待っていた「京都人の密かな愉しみ 冬」が19日放送された。過去2回、映画制作(東映)のスタッフの照明・カメラと洒落た脚本でドラマとドキュメントがうまく入り組んだ見応えある番組だったが、さて今回は内容が盛りだくさん過ぎて、全体の流れにスマートさがない。ちょうど下手な写真家が美しい京都の様々な景色をすべて1枚の写真に収めようとした、そんな番組になってしまった。脚本がいかに大事か改めて分かった次第。