米研究チームはアインシュタインが100年前に一般相対性理論で存在を予言した重力波を「初めて観測した」と発表した。
重力波は物体の重さが時間と空間にゆがみを作り、物体が運動した時、そのゆがみがさざ波のように光速で宇宙に伝わる現象だが、地球と太陽との距離(約1億5000万キロ)でもわずか水素原子1個分変化する程度の極々小さな変動しかもたらさず、物理学上の大きな課題になっていた。今回の重力波検出は13億年前に太陽の29倍と36倍の質量を持つブラックホールが衝突したときに発生した重力波が捉えられた。
日本では昨年末に神岡町に観測装置「かぐら」が完成したが米国と同水準の高感度で観測を始められるのは約1年後になるらしい。一歩出遅れたが将来もしインフレーション宇宙時の重力波が観測できればノーベル賞は間違いない。ガンバレ日本 !!
2月 13
2016
2016