NHK「京都人の密かな愉しみ」に登場した雲龍院「走り大黒さん」は大きな袋をかついで少しでも早く福を届けようと懸命に働く和製サンタクロースだった。元々のヒンドゥー教では破壊の神・戦闘の神で恐ろしい形相のはずだが、最澄が日本に伝えた頃には台所を守る守護神、福の神、農業豊穣の守護神に転身していた。
さて番組を見て以来、大黒さんのことが気になって仕方なかったが、アマゾンで炭をコーティングした高さ10cmばかりの小さな大黒さんを見つけた。お値段なんと1,500円。走り大黒さんではないが今はわが家の神棚におられる。
1月 12
2016
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