今さらとは思うが、中国懸念で年明け5日連続で世界同時株安が起きた。不労所得に依存する自由経済社会の自業自得、ざま〜見ろと云いたくもなる。
中国では文字もろくろく読めない人達が借金を投資に回す「信用取引」が多いと聞く。この信用買いは担保の株式が値下がりすると借金返済を迫られ「売りが売りを呼ぶ」連鎖を招く危険が大きい。2億匹のハイエナが株市場に叢がっているのが中国経済の実態だ。一方、日本は逆で、株売買代金の6割、発行株式の3割以上は海外投資家が動かす。さらに日銀や年金機構の買入れが株式を支えていて個人投資家の比率は極端に低い。でもこの慎重な日本の国民性は大事にすべきだ。虚業より実業で稼ぐ日本であって欲しいと心底から願う。
1月 09
2016
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