再稼働反対47%

新潟日報20日朝刊1面トップは「柏崎原発再稼働反対47%」と新潟県民と東京都民の世論調査結果を報じた。賛成は新潟23%東京26%だったようで、9月の全国面接世論調査の結果では福島第一原発の廃炉に向けた作業が「どちらかといえば」を含めて計87%が「順調でない」と出るなど、いまだに原発・東電に対して疑念が強いことが浮き上がった。まあそうだろうなと納得出来る。
東電は県内4局に相当量のTVCMを流して「懸命に安全対策を進めています」と情緒に訴えているが、これでは懸念の払拭は出来ない。持たれる疑念ひとつひとつに真正面から合理的論理的科学的にひとつひとつを丁寧に潰していくしかない。そして、なにせ東電への疑念が晴れないのだから東電外(海外も含めて)の論陣による理性的な説明が必要だと思うのだが。だからTVCMよりも東電内外の誠意ある対話の場を多くするしかないと思っている。
残念ながらこういう話を東電にしてもほとんど歯牙に掛けて貰えない。だから問題なのだ。今日明日は東電を信用しないいつもの反対派が集まって声を荒げるだけの住民説明会。繰り返すが、東電外を含めた論陣による大人の対話集会は出来ないものだろうか。