新国立競技場の2つのグループ案が公表された。撤回された前回案に比べて 今度は2案とも神宮の森に馴染むように日本風が強く意識されている。A案は「木と緑のスタジアム」階層式のテラスにふんだんに緑を取り入れ、屋根にも多くの木材を用いるとか。B案は「杜のスタジアム」神社や縄文遺跡を連想させる72本の木製の柱が周囲を取り囲む。いずれも日本人設計士の特徴がよく出て見た目はいい。あとは競技者にどこまで配慮されているか。年内にいずれかで決着する。