二十六夜

朝早くゴミ出しに出たら下弦の月(二十六夜)とその上にいま注目の金星がひときわ輝いていた。久々に月を眺めて「花王」のロゴの話を思い出した。
花王原型創業時は洋小間物商「長瀬商店」で1897年発売した「花王石鹸」を輸入品の化粧石鹸に負けない「高品質の象徴にしたい」と創業者自らデザイン。この原型が現在1兆2千億円を売上げる世界の「花王」にまで脈々の受け継がれたいる。お月さんの顔向きは初めは二十六夜あたりだったのが1948年に満月に向かう方が縁起がいいと反対の三日月に変えられた。他にも男顔から女顔になったり、花王のロゴマークにはそれなりの物語があるのだ。花王ロゴ変遷1