「悪貨が良貨を駆逐する」そんな危険をはらんだ中国人民元が国際通貨に組み込まれた。中国に媚びを売る、巻き返しを計るフォルクスワーゲンは速くも中国で生産される部品メーカーに「元」での支払いを始めた模様だ。
世界金融の知識は全くないが、それでも「中国元」が共産党の支配下にあり人民銀行が基準相場を決めるなど元の相場や取引は制限だらけでとても自由通貨とは云えないことくらい知っている。そしてこの元の国際通貨格上げには英国キャメロン政権が後押しをしたことも承知している。英国の三枚舌外交が今の中東の不幸をもたらした世界史の汚点を事もなくまた繰り返した。英国と英国人が中国、中国人と同様、世界から好かれない所以だ。日本はひとえに中国へののめり込み依存度を減らしていくことだ。英国野党議員が毛沢東語録を片手に「君たちはここから何を学んだのか」と痛烈皮肉を浴びせたそうだが、日本の民主党もこれくらいのパフォーマンスと度胸があったららいいと思うが、絶対に無理だね。
12月 04
2015
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