文化大革命の再来?

日経はこれまで周近平中国を礼賛してきたが、ようやくと云うか「文革時代に似てきた中国」という記事を掲載した。「中国が1960~70年代の文化大革命当時にそっくりになってきた。この指摘はこれまでも繰り返されてきたが最近の動きを見ているとあながち誇張でもなさそうだ。文革時に毛沢東が反革命を理由に政敵をつぶしたように、習近平主席は反腐敗運動を利用し政敵を追い落としている。かたや習主席夫人の彭麗媛は文革時に毛夫人の江青がプロデュースしたことでも知られる革命劇「白毛女」の公演にかかわり革命精神の宣伝を始めた」と・・・
文化大革命とは毛沢東が自らの復権などを目的に1965年から約10年間続いた権力闘争で、大躍進政策の大失敗で3000〜4000万の餓死者、追放者も5000万人に昇る。現在、中国には2億人以上の文盲がいると云われるが、文化大革命のが学校教育を怠ったためだ。こんな暗黒時代の再来が習近平政権と云うのだから、これは穏やかではないな。