英国人も怒っている

習近平の側近軍人の一人が「安倍晋三は中国との対立を深めることを通じ憲法改正につなげようとしている」と前置きしながら「尖閣海域で中国が日本と武力衝突して敗北すれば共産党一党独裁体制を揺るがす事態に発展する」との危機感を人民日報に載せた。これには間違いなく日本の毅然たる態度と安保法制など日米同盟強化が背景にあるだろう。野党の稚拙で不毛な「平和論」だけでは国は持たないことを証明した。

一方で、英国で大盤振る舞いをしている習近平に対しBBCの記者が勇気ある質問をした。「英国民は民主主義がなく不透明で人権に大きな問題を抱えた国とのビジネスが拡大することをなぜ喜ばなければならないのか」と。それに答えて「人権は大切であるが世界を見渡せばすべての国で改善が必要な状況にある」とはぐらかした。相変わらずよく言うよ !!