戦争法案は絶対に廃案にしなければなりません。こんな政権に日本を任せるわけには行きません(中略)中国が戦争を仕掛けてくるというのであれば、韓国と外交がうまくいかないのであれば、アジアの玄関口に住む僕が韓国人や中国人と話して、遊んで、酒を飲み交わしもっともっと仲良くなってやります。僕自身が抑止力になってやります。抑止力に武力なんて必要ない。絆が抑止力なんだって証明してやります・・・
安保法制特別委員会公聴会で野党推薦により福岡の学生運動代表が述べた言葉だが、何とも子供じみたは感情論で未熟さだけが際立った。お粗末すぎる。
「戦争法案」などというレッテル貼りや「絆が抑止力」などと夢みる乙女のような言葉でコトが済むと本気で思っているのだろうか。一部のマスコミは彼らの運動をかつての60年安保闘争と重ねる向きもある。が、警官隊と激しく衝突した当時の腹の座り方とは雲泥万里。
60年安保の真っただ中、当時の岸信介首相と対峙しデモを主導した元全学連のリーダーは1987年に岸元首相が亡くなった際、次のような弔文を書いてその死を悼んだという。「あなたは正しかった」
9月 16
2015
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