文藝春秋の最新号を手にして、先月号のA級戦犯で処刑された木村兵太郎(少将)のご長男が「陛下のご参拝の障害になっているのならば心苦しい。公式ご参拝が滞りなくできるよう父を靖国から分祀して欲しい」という記事を思い出した。これまで戦犯遺族が強く分祀反対を主張しているとばかり思っていたので興味深く読んだ。
分祀について靖国は「コップの水からA級戦犯分の水滴だけを取り除くのは不可能」と反対し続けているが、そもそも松永某宮司の独断で合祀されたのだから分祀だって出来るはずだ。総理大臣談話で主語があるとかないとか、お詫びだ、侵略だと大騒ぎをする前に、246万6千柱を慰霊できるようすることこそ戦後70年の最優先課題だと思いますよ。それこそ中韓が何を云おうと毅然と粛々と進めるべきだ。
年末にお祓いをして貰ってきた半田神社の宮司さんが64歳で急逝した。偉ぶらず話し好きの楽しい人だった。ご存命なら靖国をどう思っているか聞きたかったナ。