1350年前と変わらない日中韓

岡田英弘「日本史の誕生」の中の、唐が百済を滅ぼし高句麗を殲滅したあたりを読んでいたら、偶然にも習近平とお馬鹿な大統領が並んで軍事パレードを眺めている映像が流れてきた。結局、歴史歴史と執拗だが自らは歴史に学ばず、昔も今も、韓国は中国に飲み込まれた。
産経コラムは「日本が朝鮮に独立を促すと清にすり寄って日清戦争の火種をつくり、日本が勝つとロシアにすがって日露戦争の誘因の一つをつくった。韓国が事大(弱国が強国に付き従う)の相手を変えるたびにわが国は存亡の危機に瀕してきた」と書いた。
櫻井よしこ氏は「もし清国が勝利していたら現在の朝鮮半島は中国の植民地になっていただろうしロシアが勝っていたら半島はロシアの植民地になっただろう。日本が両戦争を運よく勝ち抜いたのは韓国にとって幸運だった筈だ。中国はまず尖閣諸島の領有を求め、次に沖縄を目標にするだろう。そして最後は日本本土ではなく全朝鮮半島の領有で完結する」と・・・話は戻るが、668年唐(中国)が朝鮮半島に食指を伸ばしたとき、倭国はこの非常事態に対応する手段として天智天皇は新しい統一国家「日本」を以て体制固めを計った。これはまさしく現在の「安保法制」による国固めに相当する。しかし軍事パレードで段違のチカラを見せつけられても、我が国会の先生方は安保法制の一字一句で不毛な議論を繰り返す。呉々も韓国と同じ間違いはしないで欲しい。