非アルコール性脂肪肝炎

肝臓活性化薬のウルソ錠を19日から毎食後2錠飲み始めたが、主治医の説明と同じ新聞記事で見つけた。
「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」は酒をほとんど飲まない人が発症し肝硬変や肝臓がんに進む恐れもあるレッキとした病気。脂肪肝と診断された人の1割がNASHだという。これまでは脇腹に針を刺して肝臓組織を一部採取する肝生検で診断されていた。それが最近、血液検査だけで診断できる検査法が開発されたいう。大阪大の研究室ではNASHの特徴とされる▽風船のように異常に膨らんだ肝臓細胞▽肝臓組織が炎症で硬くなる線維化――に伴って血中に増えるたんぱく質をそれぞれ特定。これらのたんぱく質の量などの違いから診断出来る方法を編み出してくれたのだ。
ついでだからその発症原因も調べてみた。通常、体内に取り入れられた脂肪は肝臓の中で身体が利用できるエネルギー源として変化し全身に送り出される。しかしカロリーオーバーの食生活で内臓脂肪が溜まるとそこから常に大量の脂肪が肝臓へと供給されることなる。すると余った脂肪が肝細胞の中に溜まって「脂肪肝」になる。肝臓はたまり続ける脂肪を燃やそうとするが、その過程で不完全燃焼から有害な活性酸素が発生し肝臓の細胞を攻撃し慢性的に炎症が起きる状態がNASH・・・トドのつまりは「運動で体重を落とすことに尽きる」とあるが、既にやっている積もりだけどな?