NASAは最新鋭ロケットエンジンRS-25の燃焼テストを行い、535秒の噴射に成功したと発表した。535秒燃焼というのは高さ98m重量2,500トン、度肝を抜くような巨大建造物を大気圏322kmまで打ち上げに必要な時間ということだ。今までは打上の成功率ばかりに気を取られていたが、これからは搭載能力も問われる。先日、宇宙ステーションへの緊急物資を乗せて打上に成功したH-2Bは100%(H2Aと合わせると97%)の成功率を誇るが、貨物の搭載能力は10トンほどでNASA次世代ロケットは70トンだからとんでもない怪物だ。
8月 25
2015
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