ケント・ギルバート氏

本「新潮45」9月号の特集「最も危険な国 中国の限界」を面白く読んだ。特にケントギルバート氏の「膨張国家の野心を直視せよ」は見事だ。
「日本には平和憲法があるから戦後70年平和だった」という人がいるが完全に間違いだ。あれは「平和を願う憲法」であって平和を守る憲法ではない。国際法を無視して周辺国に武力侵攻し自国からはるか離れた岩礁を埋め立てて領有権を主張するような連中が、他国の憲法のいち条文を尊重するなどとどうして呑気に構えていられるのか。中国共産党は自国の憲法さえ守っていないではないか・・・自衛隊がらみの法律案を出せばすぐに「戦争法案」と大騒ぎをする偏向したマスコミと文化人?そして無恥な国民が多すぎると警告する。どうして日本人からこのような分かりやすい意見が出てこないのだろう。早速、氏の対談集「日本の自立 戦後70年」を注文した。