70年談話

いつものことながら中国・韓国・朝日・共同は冷やかだが、安倍首相の「戦後70年談話」はよかったと思う。ことに「子や孫そしてその先の世代の子供たちに謝罪を続ける宿命を負わせてはならない」と区切りをつける言葉が光る。また韓国への言及が少ないのも大いに結構だ。村山富市はさっそく「よくわからん」と批判、変節を重ねて日本をダメにした一人なのに自分の談話を継承せよとは笑止。

終戦七十年を迎えるにあたり、先の大戦への道のり、戦後の歩み、二十世紀という時代を私たちは心静かに振り返り、その歴史の教訓の中から未来への知恵を学ばなければならないと考えます。・・・戦後生まれの世代が今や人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない私たちの子や孫そしてその先の世代の子どもたちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。しかしそれでもなお私たち日本人は、世代を超えて過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで過去を受け継ぎ未来へと引き渡す責任があります。

これで凋落傾向の安倍政権が一矢報いるか。