エゴと迎合

ドイツはEUにじゃぶじゃぶとお金を吸い取られながら、でも評判はすこぶる悪い。「ドイツ帝国が世界を破壊させる」では一人勝ちをしたドイツがオランダやベルギー、ルクセンブルクなど親ドイツ国を従えて一大帝国化し、米国を凌ぐチカラが蓄えたと書いている。ギリシャ金融支援協議でもぎりぎりまで強硬姿勢を崩さなかったドイツに対する批判「厭独論」も広がった。そのスキに乗じて市場経済をまるで政治の道具に使い、何でもかんでもチカラで押さえ込むあの中国が「ギリシャに融資をしてもいい」とEUにすり寄った。人格破綻者のギリシャ首相はほくそ笑んでいることだろう。これは世界遺産登録で一転難癖をつけ、エゴイズムとポピュリズムを地で行くあの女大統領そっくりだ・・・