ギリシャは結局、IMFに借金を返せず債務不履行となった。市民はATMで8200円ほどしか引き出せず困っていることだろう。しかしギリシャ政府には国民投票でEU提案の緊縮案反対を投票するよう呼び掛けるなど反省する雰囲気はない。それどころかEU離脱をほのめかしロシアに秋波を送ったり、ドイツに17兆円の戦時賠償を求めたり、やることなすことお隣韓国にそっくりの愚行を繰り返している。そこに、中国が機を見て「ギリシャ国債を引き受けてもいい」などとEU取込を謀った。どうやら常に破綻が囁かれる中国経済を欧州経済に結びつけて一蓮托生を狙ったのだろうが「火事場泥棒」は中国の得意技だから世界は冷たく見放している。
7月 02
2015
2015