遠交近攻

中国主導のアジアインフラ銀行、参加を見送った日本政府に対し、お馬鹿な政財界人や日経、朝日、毎日、東京新聞が未だに批判を続けているが、中国が単独で30%の議決権を握り「拒否権」を発動できることが判明した。不明朗極まりない。そんな中でスコットランド開発庁の代表が来日して「日本は理想のパートナー」と関係強化を訴えた。スコットランドが昨年秋に独立独立の是非を問う住民投票を実施。反対票が55%を占め独立は否決されたことはよく承知している。ただスコットランドの法制度や教育制度、裁判制度が他の3地域と一線を画した独自なもので、国際法上でも認められているとは知らなかった。英国キャメロン政権は対中ビジネスの拡大を主張する金融界や産業界の圧力に押されてAIIBへの出資を決めた。だから尚のことスコットランドとの関係強化はいい薬になる。遠交近攻は最良の戦略だ。