トルコ共和国

イスラム国による日本人殺害の時、交渉役をヨルダン国王に委ねた日本政府判断に対し、親日国のトルコに任せるべきとの強い批判があったことは記憶に新しい。確かに今後50年はひょっとしたらトルコ共和国の時代になるかも知れないと思って数冊の本を読んだが、どうやらその大役を担える態勢にはなさそうだ。数年前まで少数民族を弾圧したり、100年前にはアルメニア人150万人の大量虐殺が行っていた。そして現エルドアン大統領は中国や北朝鮮と同じく独裁政治を布いて「オスマン帝国」の復活を目指している。安倍政権がトルコよりもヨルダン国王を信頼した判断は誠に正しかったのだ。そのトルコで与党大統領側による激しい選挙妨害がある中で国会議員選挙が行われる。さてどんな結果が出るか?