勘違い

心房中隔欠損母の大腿骨頸部骨折伴い手術に耐えられる心臓かどうかを調べて貰った。結果は良好とのことだが、長い間「弁膜症」と思い込んでいた1993年2月立川病院での手術は「心房中隔欠損症」で、先天的に右心房と左心房を隔てる壁に穴が開いた病気だった。
肺で十分酸素を含んだ新鮮な血液が左心房から左心室へ入り全身に送り出される。が、左心房の穴から右心房に漏れてしまう。このため新鮮な血液の一部は身体に回ることができずまた肺へ戻ってしまい全身に必要な血液を送り出すためには心臓全体に多くの負荷が掛かり、動悸、息切れ、呼吸困難に陥る。それにしても91歳での手術は大変だと思う。