香港や台湾では学校教育から社会生活、公文書に至るまで繁体字(正式漢字)が使われているが、観光客急増など中国本土からの影響拡大で中国本土風の表現や簡略字がじわじわと浸食し始めて、それに抵抗する知識人が怒りの声を上げているとか・・・1949年新中国成立後、共産党政権は識字率の向上を目指して難解な漢字を庶民にも使いやすくし教育程度を高めたいとする施策を取った。しかし極端な簡略字が進んで、本来の漢字の良さが全くなくなったというのだ。表の赤字が中国で使われている簡体文字。黒字が香港や台湾で使われている繁体字。これなら日本人でも意味は分かる。中国共産党はここでも大きな間違いを犯したのではないかな。
5月 01
2015
2015