一人の裁判長の判断で原発再稼働が遠のいた。9人のプロの原発反対市民と1人の反原発裁判官の非科学的な見地で止めるってどうなんだろう。こんな理屈なら自動車の保安基準適合だって食品安全基準だって全部否定されてしまう。明らかに恣意的、個人的なな仮処分だと思う。もちろん関電は直ちに控訴するだろうが、その仕組みは・・・仮処分の決定に不服があれば、訴えられた側は同地裁に改めて審理を求める「保全異議」を出せる。裁判所の再審理を行い(裁判官は替わることが多い)関電の申し立てが認められれば今回の仮処分の効力が消え再稼動の可能性が復活する。ただその審理に半年から1年くらいは掛かかるらしい。三権分立とはいえゆゆしきことだ。
4月 14
2015
2015