共同通信は安保法制の今国会法案成立について世論調査を行った。メディアの世論調査は固定電話で在宅人だけの聞き取りだから偏った結果になることは重々承知の上で、共同にしては珍しく納得できる数字だったので転載する。
まず「安保法整備そのものへの反対は45.0％賛成は40.6％でその差が4％ほどだからほぼ拮抗。「今の通常国会で成立を図る安倍政権の方針」には反対49.8％賛成38.4％で10ポイントの差がある。拙速よりもっと慎重な議論を求める声が大きい。一番大事な「海外派遣の国会事前承認」について自公案では「事前承認を基本とする」と一部の例外を認める表現に対して「必ず事前承認が必要」77.9%「必要ない」16.6％で圧倒的な差が出た。今後も鳩ポッポのような大馬鹿政権が出来るかも知れないのだから事前の歯止めは絶対に必要なことだと思う。驚くべきは自民党の支持率が42.1％、民主6.5％、共産4.8％、公明4.2％、維新4.0％、支持政党なし35.2％・・・やっぱり野党がだらしないから相対的に自民に甘くなるのだろうな。